2016年、明けてしばらく経ちました。
旧年中は好き勝手本を作り、読んでいただいた方々から嬉しいお言葉始め、あまつさえイラストまでいただくというとんでもありがたい年でした。
お声をかけてくださった方々、気にかけてくださった方々に感謝しつつ、また出逢えるよう今年も頑張ろうと思います。
さて、実際何を頑張ろうねってことで、今年の予定をざっくり並べて脳内整理させていただきます。
3/21(月祝)J庭40参加予定(有給やっぱダメって言われたら友人に丸投げ)
・百夜通いの続編「拙くも君に触れた佳日の言行録」鋭意執筆中。
・新シリーズ?「前後佐右」どっからどこまで書くか決めてない。
・ペーパーラリー参加「小野くんと草町くんとネクタイ」
2月にキツネに会いに行くので、同行する友人たちとの写真集を作りたい。
5/4(3日だったかもしれない)スパコミ参加したい。
・アンソロジー1「縁ーえんー」
・アンソロジー2「縁ーゆかりー」
秋のJ庭
猫の話を書きたい。
こんなところでしょうか。
とりあえず早めに拙くもを仕上げないとまた挿絵のない本になってしまうガクブルなうです。
あと、友達が漫画の原作よろ☆って言うので、王道ファンタジーものを書きたいですね。
書きたいものはたくさんあるけれど、書きたいように好き勝手書いているので、いつか彼のように「これが私の全部!」って物語を書きたいなーと思いました。
彼に関しては、追記にて。おめでたい、明るい話ではありません。
ただ、今日の記録として残すことをお許しいただければ幸いです。
先日、小中と同じ学校、中学では美術部の仲間だった友人が亡くなりました。
先天性の心臓病を抱え、小学生の頃から遠足も 修学旅行もお父さん同伴。けれど中学生の頃から仲良くなった私は、終ぞ、彼が苦しんでいた姿を見ることはなく、今日の通夜を迎えました。悩みを相談し合う ほど特別仲が良かったわけではありませんが、本当に、馬鹿騒ぎした楽しい思い出しかないのです。
中学の部活動、 別々の高校に行ったけれど時々駅で会えばおしゃべりした一駅分の電車の中、去年、いよいよ先が長くないからと見舞いに呼ばれた時でさえ、彼は笑っていました。それは、弱っているところを見せたくないという彼の優しさであり、友達がいれば笑っていられる彼の強さでもあったのだと思います。
冗談を言い合って、10年経っても変わらないあだ名で呼んで、ドナーが見つかって元気になったら何処に行きたい、何を食べたいと盛り上がって。最後に見舞い に行った時も笑って別れた彼の遺影を見てもどうにも実感が湧かないのに、懐かしい顔が集まって嗚咽が響けば否が応でも涙が出ました。
喪主であるお父様から掻い摘んだ彼の生き様を聞き、それでどうして笑っていられたんだと問い詰めたくなりました。
やりたいことがたくさんある、大学在学中に緊急入院しても闘病の傍ら勉強を続けしっかり卒業できるだけの才と努力と強さの人でした。平日にもかかわらず式場の椅子が足りなくなるほどたくさんの参列者がいる、友人たちとの縁を大切にしていた人でした。
見舞いに行けば毎度知らない人がいるくらいたくさん友達がいて、看護師さん方とも仲が良く、帰るねと言えば寂しそうな顔をする男の子でした。
友達を亡くすのは、彼が初めてです。
ありがとう。
お疲れ様。
おやすみ。
他になんと声をかければいいのか。ご家族に、涙を流す友達になんと言えば良かったのか。帰路の電車の中でこれを書く今もまだ、わかりません。そもそも、会場では声を出そうとすると泣きそうでろくに話せませんでした。
私の中の彼はヘラヘラ笑って、天パを揺らすメガネ男子です。中学生の女の子をドンと呼んで、10年経っても変わらない少年の心を持った男の子。
私が逝くのはもう少し先かもしれないけれど、追い付いたらまた私の知らない友達をたくさん連れているのでしょう。どこか勝ち誇ったようなあの笑い声を聞かせて、どこそこ案内してくれることでしょう。
しばらく、空元気で誤魔化しながらの日々になるでしょうが、彼の友人の一人として恥じぬ人生であれるよう。
せめて、特別大事に思っている創作活動でだけでも胸を張れるよう。
もう少し、生きてみようと思います。