今日の金曜ロードショーは、かの名作『線と千尋の神隠し』でした。
『千ちひ』は私が初めて映画館で二度見た映画です。
当時いくつだ、中一か。
少ない小遣いでしたが本くらいしか使い道もなく、貯まってたお金でパンフレットまで買いました。
映画の制作に当たっての裏話とか、伝えたいこととか、たくさん書いてあってとても感動したのを覚えています。分からなかったことも多かったですけど。
久々に見て、何度見ても教えられることがたくさんあるなって思いました。
パンフを引っ張りだして読み返して、「十歳の女の子」に向けたメッセージに心打たれる「二十歳の私」がいました。
いつか子どもができたら、一緒に見たい映画ですね。自分の子どもじゃなくてもいい。たくさんの人に、一度(と言わず何度でも)観てほしいな。
エンドロールを見ると、いつかこういう所に自分の名前が載ったらもの凄い感動だろうなって思うことが間々ありますが、ジブリ作品に参加できたらきっと天にも昇る気持ちでしょうね。そんな力ないんだけどさ、まだ(と言いたい)。
普通に、とりあえず食べて生活していける程度の収入があるくらいに働いて、趣味で創作活動を続けていければいいと思っていましたが、やっぱり何かを創ることを仕事にできたら「無難な生き方」よりずっと幸せだろうなって思ってしまいました。そうなるためにはいろんな努力も経験も足りてないんですが。
ちょっとの勇気があったら、少しでも変われるでしょうか。
頑張ってみようかな。頑張れるかな。
「食い尽くされない力」があるのかどうか、自分を試すには遅くないと信じてみてもいいだろうか。
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